災害訓練

成田空港の災害訓練への取り組み

災害を想定した効果的な訓練の実施

火災や地震あるいは航空機事故などの災害に対して迅速に対応するため、成田空港では以下の訓練を行っています。

空港諸施設(旅客ターミナルビルなど)に関する訓練では、災害を想定した初期消火、避難誘導などの消防訓練を年2回、防災訓練を年1回実施しています。

また、航空機災害への対応として、地元自治体消防機関、空港内医療機関、航空会社、NAAによる航空機事故消火救難合同訓練を年1回実施するほか、千葉県をはじめ空港内外の消防医療機関など関係全機関参加による航空機事故消火救難総合訓練を年1回、それぞれ実施しています。

航空機給油施設(千葉港頭石油ターミナル、四街道石油ターミナル、第1給油センター、第2給油センター)の各石油ターミナルでは自衛消防隊を組織し、消防訓練を毎月1回実施しています。

加えて、関係機関との合同訓練を定期的に実施しており、千葉港頭石油ターミナルでは、千葉海上保安部および千葉市消防局などの協力を得て海上における航空燃料の流出事故などを想定した「海上防災訓練」を年1回、また近隣企業とともに設置した千葉市新港地区共同防災協議会が運営する共同防災隊との合同訓練を年3回、さらに東日本大震災以降は津波を想定した避難訓練、第1給油センターではタンク災害を想定した空港消防所との合同総合訓練を年1回、第2給油センターでは年2回、それぞれ実施しています。

このほか、各石油ターミナルの自衛消防隊が一体となって行う総合訓練として、千葉県をはじめパイプライン沿線自治体消防の指導のもとにパイプラインからの航空燃料流出事故を想定した「パイプライン防災訓練」を年1回実施しています。

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