成田空港は、年間発着回数を30万回に拡大することで地域の合意をいただき、30万回に対応した駐機場や誘導路などの空港内の施設整備を進めております。
30万回の年間発着回数に対応するためには、施設整備と併せて空域の処理能力の向上が必要であることから、成田空港の飛行コースが2段階に分けて変更されることとなり、第1段階として本年3月27日から混雑防止にかかる飛行コース及び飛行高度が変更されました。
成田空港では、平成23年3月27日より、航空機の遅延の一因となっている離着陸前後の上空での混雑を防止するため、混雑などによって航空管制上必要な場合に限り、空港南側への離陸便の飛行コース及び空港南側からの着陸便の飛行高度が変更されております。
NAAは、この混雑防止にかかる飛行コースおよび飛行高度の変更に伴う航空機騒音の影響を把握するため、航空機騒音測定を実施しました。 測定期間は、混雑防止策が導入される前の3月8日(火)〜16日(水)(11日・12日は東日本大震災により中止)と、導入後の3月29日(火)〜4月4日(月)のそれぞれ1週間ずつ、測定地点は、南側離陸の影響が予測される6地点(山武市・横芝光町・匝瑳市)と南側着陸の影響が予想される4地点(旭市・東庄町・銚子市)の合計10地点を関係市町との協議により選定しました。
測定の結果、各地点で若干の騒音値の増減はあるものの日々の変動幅に収まるものであり、混雑防止策の導入に伴う新たな航空機騒音の影響は、小さいものと考えられます。
※1 測定地点の位置は下記をご参照下さい。 【南風運用時】空港南側への離陸便の飛行コースの変更(PDF:163KB) 【北風運用時】空港南側からの着陸便の飛行高度の変更(PDF:134KB) ※2 加重等価平均感覚騒音レベル(Weighted Equivalent Continuous Perceived Noise Level )のことで、国際民間航空機関(ICAO)が1971年に提唱した航空機騒音の評価指標です。最大騒音レベルのパワー平均値に、時間帯別(早朝、昼、夕方、夜間)の機数による補正を加えて算出されます。