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機械系

年間450万klを供給する生命線を支える。

永続的な安定稼働、そして更なる能力増強を支える、
機械系技術者たちの奮闘。

東京ドーム4杯分の航空燃料を供給する
大規模設備を支えるという重責。

人が血液なしでは生きていけないように、航空機は燃料がなければ飛ぶことができない。では、一つの空港が機能を維持するためには、いったいどの程度の燃料が必要だろうか?

平均約40kl、最大で約200klの燃料を搭載可能な航空機が、日に600回以上も離着陸する成田国際空港。その1日当たりの給油量は12,000klと、50mプール5杯分に及ぶ。年間では約450万kl、何と東京ドーム4杯分に達するほどで、国内の空港ではナンバーワン、世界でもトップクラスだ。

この膨大な給油量を支える給油施設は、まさに空港運用の“生命線”。その実態は、複雑な配管と制御機器の集積体であり、高度にシステム化された巨大設備である。空港内の多様な機械設備のなかでも最大級の規模をもつこの設備が、365日24時間、絶えることなく安全、確実に稼働し続ける背景には、その重責と真摯に向き合いながら、自らの役割を着実に果たし続ける機械系技術者たちの活躍がある。

全長47kmのパイプラインを監視し、
総延長54kmの給油配管網を維持するために。

国内外の製油所から輸送される航空燃料は、いったん東京湾内の千葉港頭石油ターミナルに貯蔵され、全長47kmのパイプラインで成田国際空港まで運ばれる。この施設は現在、国内で唯一、石油パイプライン事業法の適用を受けており、その工事や運用は国の認可のもとに実施されている。万一、漏洩などの事故が生じれば、航空機への供給が滞るだけでなく、経済的な損失や周辺環境への悪影響は計り知れない。そのため、大半が地中に埋設されている広大な施設全体を、先進的な監視システムによって常時、監視し続けている。

空港内に送られた燃料は、エプロンの地下に網の目のように張り巡らされた総延長54kmに及ぶ給油配管を通り、ウィングサービス(航空機へ燃料を供給する業務)を行う会社によって、各航空機に供給される。これら施設の「安全な運用」と「安定した供給」を両立させることが、空港を利用するお客様の、ひいては社会の信頼を獲得するための必須条件であり、機械系技術者たちは日々、その使命を果たしながら、よりよい施設のあり方を追求し続けている。

航空ネットワークをさらに拡大するために、
さらなる進化が求められる給油施設。

給油施設に限らず、空港を支える多様な設備は、常に成長を続ける“生き物”であり、その進化を支える機械系技術者たちは、決して立ち止まることなく、自らの創造性を磨き続けている。

例えば、成田国際空港が航空ネットワークをさらに拡大するためには、給油施設についても現状の1.5~2倍への能力増強が検討されている。また、現在の給油施設は竣工から30年以上が経過しており、将来にわたって健全性を持続させることが課題となっている。

巨大設備である給油施設は、機械系技術だけでなく、多様な技術の組み合わせによって成り立っている。そのため能力増強や更新にあたっては、他分野の技術者とも連携しながら、計画的に進めていく必要がある。やがて発進する一大プロジェクトにおいて、主役の一人として活躍が期待される機械系技術者たち。その原動力に、君たちの発想力やチャレンジ精神を加えて欲しい。

Job Rotation機械系のジョブローテーション

機械系社員は給油施設だけではなく、旅客ターミナルビル内にある手荷物取扱設備や搭乗橋、地域冷暖房システムなど、圧倒的なスケールで空港機能を担う幅広い設備について、計画から建設、運用までをトータルに担っている。活躍するフィールドが幅広く、多様な知識や経験が求められることから、「給油事業部」以外にも「空港計画部」「整備部」「施設保全部」などをローテーションする。各部署で業務知識を培う一方で、必要とされる多様な資格の取得など、研修や自己研さんも欠かせない。