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NAAグループの取り組み
脱炭素社会の実現に向けて、以下の3つの取り組みを推進します。
先進技術の導入
NAAが主体となり、先進技術を積極的に導入しCO2排出量削減に貢献します。
2030 | 2050 | |||
建築物のカーボンニュートラル化 | 建築物のZEB化およびエネルギー供給のゼロカーボン化 | ・引き続き各種の省エネルギー化を推進する ・新たに建設する施設や建て替える建物はカーボン ニュートラル化を進め、2050年度までにZEB化する ・空調などのエネルギー供給に使用する燃料をゼロ カーボン化する |
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購入電力の20%を再エネ化 | 購入電力の100%を再エネ化 | ・再生可能エネルギーを順次導入し、2030年度までに 購入電力の20%を、2050年度までに100% 再エネ化する |
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航空灯火の80%をLED化 | 航空灯火の100%をLED化 | ・航空灯火のLED化を順次進め、2030年度までに航空 灯火の80%を、2050年度までに100%をLED化する ・更なる機能強化において設置する灯火はすべて LED化する |
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特殊車両以外の業務用車両をすべて低公害車化 | 業務用車両のゼロカーボン化 | ・引き続き業務用車両の低公害車化を進め、2030年度 までに空港用化学消防車や除雪車などの特殊車両以外 の車両はすべて低公害車化する ・2050年度までにすべての業務用車両をゼロカーボン 化する |
ネクストアクション
NAA社員の意識啓発を図るとともに、早期に以下の目標を達成します。
NAA本社ビルの カーボンニュートラル化 |
・NAA本社ビルをカーボンニュートラル化する (電力の再エネ化・空調に伴うCO2排出量のオフセット) |
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NAA社員のCO2ゼロ出張 | ・オフセットによりNAA社員の出張時のCO2排出量をゼロにする | |
NAA社員の低炭素通勤の推進 | ・テレワークの推進や低炭素交通への転換を促進し、NAA社員の 通勤におけるCO2排出量を50%削減する |
更なる機能強化
更なる機能強化において、環境負荷低減の取り組みを推進します。
航空機地上走行距離の短縮 | ・施設整備により航空機の地上走行距離を30%短縮する | |
工事中の環境負荷低減 | ・排出ガス対策型建設機械等の使用を徹底する ・低炭素化工法を採用する(ICTの活用による省人化・高度化・ 効率化、重機台数の低減等) ・造成面の早期緑化、緑地帯の整備、谷津環境の保全を推進する |
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伐採木の有効活用 | ・建設発生木材の再資源化を推進する |
ステークホルダーの皆様とともに
ステークホルダーの皆様との協働により、CO2排出量の削減促進策を多面的に検討・推進します。
2030 | 2050 | |||
SAFの受入体制の 整備 |
次世代型航空機の受入体制の整備 | ・関係者と連携を図り、SAF受入に必要な体制を 整備し、SAFの導入を推進する ・次世代型航空機(電気・水素)の開発状況や導入状況 を見ながら、必要な受入体制の整備を行う |
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フォークリフトの低公害化 | GSE車両のゼロ カーボン化 |
・2030年度までにフォークリフトの50%を低公害化 する ・グランドハンドリング作業に使用されるGSE車両 の共有化やゼロカーボン化を推進し、GSE車両全体 の効率化や脱炭素化を図る |
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ステークホルダーのCO2排出量削減促進策の導入 | ・ステークホルダーのCO2排出量削減に貢献できる よう各種施策を検討する 例)「EV・FCV認定カード」をお持ちの方を対象と した駐車場料金の割引等 |
※言葉の定義は以下のとおりです。
*ACI(国際空港評議会)で用いられている定義
ゼロカーボン * | 再エネやバイオ燃料の使用により、CO2排出量をゼロにすること。 |
ネットゼロ * | 省エネや再エネ導入によりCO2排出量を削減したうえで、排出されるCO2については炭素固定・除去等により相殺し、CO2排出量を実質ゼロにすること。(クレジット購入は含まない) |
カーボンニュートラル * | 省エネや再エネ導入によりCO2排出量を削減したうえで、排出されるCO2については炭素固定・除去やクレジット購入等により相殺し、CO2排出量を実質ゼロにすること。 |
オフセット | 削減努力を行ったうえで削減困難なCO2排出量について、クレジット購入やCO2削減活動に投資すること等で埋め合わせること。 |
SAF | Sustainable Aviation Fuelの略。 原材料の生産・収集から燃焼までの過程で、CO2排出量が少ない持続可能な供給源から製造されるジェット燃料。 |
ZEB | Net Zero Energy Buildingの略。 建築設計や自然エネルギーの活用により省エネ化した上で、再エネを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物。 |
GSE | Ground Support Equipmentの略。 グランドハンドリング作業に使用する器材の総称。 |