CS Award 2023 Spring
「CS Award 2023 Spring 」の授賞式が7月に行われました。
授賞式には受賞者をはじめ、職場の皆さんも参加し、笑顔溢れる授賞式となりました。
受賞者の喜びの声をお届けします!
- 株式会社NAAリテイリング
- 上谷 昌子さん
- 一般財団法人
成田国際空港振興協会 - 青木 百合さん
株式会社NAAリテイリング / 上谷 昌子さん
受賞内容
受賞しての一言
この度はCS Awardという栄誉ある賞を頂戴し光栄に思っております。今回の受賞は、日頃から共に働く同僚をはじめ、いつも温かく見守り、支えてくれる上司や当日私の対応に協力してくださった方々のおかげです。これこそまさに成田空港の目指すTeamNRTの姿です。この場をお借りして皆様に感謝を申し上げます。
年を重ねると人は自分に二つの手があることに気づきます。ひとつは自分を助ける手。そして、もうひとつは他人を助ける手。これは晩年まで人のために尽力された女優オードリー・ヘップバーンの名言です。
これからも成田空港のスタッフとして多くのお客様にお喜びいただけるよう、お客様の立場に立った成田空港のホスピタリティをご提供できるように努力してまいりたいと思います。
一般財団法人成田国際空港振興協会 / 青木 百合さん
受賞内容
青木さんは、館内を巡回中に外国人のお客様が荷物カートを押して、その後方を小さなお子様がキャリーケースを押して歩いているのを見かけました。はぐれないよう見守っていたところ、途中でお子様が疲れてしまい、お母様がお子様のキャリーケースもカートに載せようとしましたが、上手く載せられない様子だったのでお声掛けし、キャリーケースを搬送しながら同行しました。お客様はバスで県内のホテルまで移動を希望されていたため、バスカウンターまでご案内しましたが、言葉の問題から意思疎通にご苦労されており、また積載荷物の個数制限のため予定したバスの乗車が難しいことが判明したため、バスカウンタースタッフに代替案を伺い、地図も使用してお伝えしました。その後もお客様の様子が気になった青木さんは、付近で他の旅客案内を行いつつ、お客様の乗車を見届けました。
日頃から積極的にお客様に寄り添う対応をしていることがうかがえるとともに、お客様を最後まで見届ける優しい気遣いが評価され、受賞に至りました。
受賞しての一言
この度はこのような賞をいただきましてありがとうございます。
当日は、お客様とお子様がお荷物を運んでいらっしゃるのをお見かけし、お子様が頑張って運んでいる様子を微笑ましく見守っておりましたが、お客様の必要なタイミングでお手伝いすることができ、良かったと思います。
これからもお困りのお客様に必要な手を差し伸べられるように、目を配りたいと思います。
一般財団法人 成田国際空港振興協会 /
髙谷 沙莉さん・坂入 愛実さん・鈴木 美保さん・大岩 花鈴さん
NAAセーフティサポート株式会社 / 高野 和彦さん・杉山 俊さん
上段右:髙谷 沙莉さん
下段左:坂入 愛実さん
下段右:鈴木 美保さん
左:杉山 俊さん
右:高野 和彦さん
受賞内容
第1ターミナルご案内カウンターにて、髙谷さんは外国人のお客様からパスポートを紛失したとのご相談を受けました。調べたところ、第2ターミナルで発見されていましたが、インフォメーション巡回スタッフの鈴木さんがお客様に同行しチェックインカウンターで航空会社へ相談したところ、搭乗時間が迫っていたため、お客様も航空会社スタッフもターミナルを移動して受け取りに行くことが難しい状況でした。インフォメーション責任者の坂入さんがサポートセンターの杉山さんへ相談したところ、サポートセンタースタッフとインフォメーション巡回スタッフが連携して運ぶこととなり、杉山さん、高野さん、大岩さんがリレー形式でパスポートを運び、第1ターミナルで待つお客様に無事返還することができました。お客様からは、搭乗できないのではと心配したが、両ターミナルのスタッフの連携により搭乗できるよう対応して下さり、本当にありがとうと何度も感謝の言葉をいただきました。
TeamNRTの柔軟なチームプレイが評価され、受賞に至りました。
受賞しての一言
本日はこのような素敵な賞をいただきありがとうございます。
私は、当日お客様からのご相談を最初に受けましたが、一人ではとても解決できなかったと思います。まさに会社の垣根を越えた連携プレーがあったからこそ成し得た出来事です。これからもTeam NRTとして精進していきますのでよろしくお願いいたします。
(坂入さん)この度は、素敵な賞をいただきありがとうございます。
この件については、はじめ私が責任者として電話で相談を受けた際は、時間がなく難しいのではという思いもありましたが、関わった全員がお客様にパスポートを届けたいという強い気持ちがあり、結果としてTeamNRTとしての連携が実りました。これからも頑張ります。ありがとうございました。
(鈴木さん)光栄な賞をいただきありがとうございます。私たちは、普段から声を掛け合いながら業務にあたっていますが、日頃から身についている情報共有が今回の連携を生み、今回の受賞に繋がったと感じています。
これからもこの賞に恥じないよう、ますます良い接客をしていきたいと思います。
(大岩さん)この度は素敵な賞をいただきありがとうございます。
当日は、私は先輩方が繋いでくださった情報から、最後にお客様のもとへ走ってパスポートを届けました。お客様が無事出発できたことが一番嬉しいですが、今回の連携が受賞に繋がったこともまた嬉しいです。
これからもみなさんと協力してお客様に寄り添った接客ができるように努めてまいります。
(高野さん)素晴らしい賞をいただきありがとうございます。今回の受賞は、(一財)成田国際空港振興協会のインフォメーションスタッフの皆さんとのTeamNRTとしての対応が認められたということで、大変嬉しく思っています。
これからもTeamNRTの一員として、しっかりと対応してきたいと思います。
(杉山さん)この度はこのような素敵な賞をいただきありがとうございます。
当時責任者だった高野さんとは、普段から、お困りのお客様がいた場合にはこういう対応をしましょうと話をしていましたので、その結果がこのような賞に繋がったのだと思います。空港での経験がきっかけとなり、お客様にまた成田空港を選んでいただけるように今後も頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。
ノミネートされた企業をご紹介します!
受賞者は、ノミネート案件の中から「成田空港CS協議会」委員による選考で決定されます。今回は受賞者の他に、以下の企業のスタッフがノミネートされました。
- 企業名
- 株式会社JALスカイ
- ANA成田エアポートサービス株式会社
- 成田空港検疫所
- 一般財団法人成田国際空港振興協会
- 空港ターミナルサービス株式会社
- NAAセーフティサポート株式会社
勤務を終えた上谷さんがフードコートを通りがかったところ、白杖を持った男女のお客様が目に留まり、アテンドされている方が見当たらなかったため、お声掛けをしました。ご出発前にお食事をとりたいとのご要望だったので、ご希望の店舗を伺ってご案内しました。杖を使用しながら料理をテーブルへ運ぶのは困難ではと思い、店舗スタッフへご提供時にテーブルへ運んでいただけるか確認し、 店舗前に席を確保しました。着席いただいたことを見届けその場を離れましたが、飛行機に無事にご搭乗できるかと気になり、再びお客様の席に戻りました。お客様に他にお手伝いできることはないかお尋ねしたところ、 航空会社スタッフと保安検査場で待ち合わせをしているが、待ち合わせ時間までに食事が終わりそうになく、どうしたらいいかと相談を受けたので、航空会社のチェックインカウンターへ行き、事情を説明したうえで、航空会社スタッフにお客様のテーブルへお越しいただくよう依頼し、その旨をお客様へお伝えして、その場を離れました。
目の不自由なお客さまに対する的確な対応と、航空会社への橋渡しなど成田空港スタッフならではの心遣いが評価され、受賞に至りました。