成田国際空港平行滑走路整備事業 事業評価監視委員会
平行滑走路整備事業については、事業完了後5年が経過したことから、2015年度国土交通省事後評価実施計画に基づき事後評価を実施し、2016年2月22日に事業評価監視委員会を開催致しました。
1.事業評価監視委員会について
開催日時
2016年2月22日(月)10:00~12:00
開催場所
成田国際空港株式会社 東京事務所役員会議室
当日資料
2.事後評価結果について
(1)費用対効果分析結果
純現在価値(NPV)
41,622億円
費用便益比(B/C)
6.1
経済的内部収益率(EIRR)
13.1%
(2)審議結果
①今後の事業評価の必要性
- 平行滑走路整備事業の実施により、逼迫していた発着容量が拡大し、就航路線の拡充・増便、競争環境創出を図ることで、利便性向上が図られた。
- 費用便益分析におけるB/Cは6.1であり、本事業は「社会的にみて効率的な事業」と評価できる。
- 以上より、確実に整備効果があったものと判断されるため、今回の評価をもって事後評価を終了する。
②改善措置の必要性
- 事業実施の効果が十分に発現されているため、平行滑走路整備事業(22万回化)としての改善措置の必要性はない。