成田空港と環境のおはなし
飛行コース編
COURSE1 空にもみちがある
電波で安全に飛行
窓の外が真っ白で何もわからない雲の中を飛ぶ時に、頼りにするのはコクピットにずらりと並んだ計器やコンピュータ画面だけです。航空機は、地上から送られてくる電波で自分の位置を確認しながら飛んでいるのです。
このように、航空機はこの地上から送られるいくつもの電波で示された線に沿って飛んでいます。これが「空のみち」なのです。
航空機が安全に大空を飛ぶために必要なもの、それは「空のみち」です。「空のみち」にしたがって、航空機は離陸してから着陸するまで定められた飛行コースや飛行方法を守り、安全に確実に飛んでいるのです。