先輩社員の声 技術系
施設保全部
建築グループ
古賀 友子
2017年度入社
建築職3年目、いずれは空港建築家となることが目標。大学院卒業まで九州に住んでおり、関東の観光地が新鮮だと語る。
現在の仕事について教えてください。
NAAの建築系社員は、空港建築施設の新築・増改築・改修の計画から設計、工事発注、工事監理、そして完成した施設の維持管理まで全てに関わります。その中で私の所属する施設保全部は、主に施設の改修や維持管理を行います。施設改修の例として、誰もが使いやすいユニバーサルデザインを積極的に取り入れた旅客ターミナルづくりのため、案内カウンターや階段、誘導・警告ブロックなどを改修するほか、ターミナル内全てのお客様用トイレの全面的な改修も進めています。また、あらゆる経年劣化する施設を維持管理するため、グループ会社とも協力しながら修繕・改修の必要なところを定期的に確認し、計画的に進めています。
入社前と入社後で感じた「ギャップ」を教えてください。
業務を進めるうえで直接関わる関係者の多さ、管理する施設の多さです。入社前のインターンや会社説明会を通じて、施設も関係者も多岐にわたることは認識していましたが、実際に業務をする中であらためてその多さを認識し、驚かされることになりました。特に関係者は社内外問わず多彩です。技術職だからといって技術的な物事だけ管理していればよいわけではなく、必要に応じて多くの関係者と協議し、連携しなければ業務は進みません。スピーディな進行を求められる中で多くの関係者と調整を行うのは苦労することも多いですが、日々挑戦を重ねて経験と知識を積み、信頼される空港建築屋となるべく奮闘中です。
仕事でのエピソードを教えてください。
現在、ターミナル内にある案内カウンターの改修を担当しています。
誰もが使いやすい案内カウンターにするため、設計では設計者側のアイデアだけではなく、ユニバーサルデザインの有識者や身体障害をお持ちの方と密に協議し、利用者の視点から助言をいただきました。さらに、実際に案内カウンターで働くスタッフの意見も取り入れて、寸法や形状、意匠を何度も協議や検証を繰り返し、決定しました。たったひとつの案内カウンターですが、皆で作り上げたもの。完成を楽しみに待ちつつ、積んだ経験と知識を確実に次に活かしたいと思っています。
休日の過ごし方
よく寝て、よく食べて、ほどよく運動。一週間で一番、健康的に過ごしています。大学時代までずっと九州にいたため、東京の各駅や関東の観光地が新鮮で、休日はよく散歩や小旅行を楽しんでいます。ただ現在は建築士の資格勉強の真っ最中。しばらくは楽しみと忍耐半々の休日です。また、毎年1回は計画休暇(1週間程度休みを取得できる制度)を利用し、同期と海外旅行に出かけています。
- 旅客ターミナル部
- リテール営業部
- 調達部
- CS・ES推進部
- 運用管理部
- 保安警備部
- 同部署他職種
- 設計会社
- 施工会社(ゼネコン・内装会社)
- グループ会社
- エアライン関係者
- 鉄道関係者
- 9:00
- グループ全員のスケジュール共有、メール確認
- 9:30
- 午後の打ち合わせに向けた準備、調整
- 10:30
- 施工現場確認、関係者と調整
- 12:00
- お昼
- 13:00
- 工事定例会議
- 14:00
-
建築関係者のみで工事に関する詳細打ち合わせ
- 16:00
- 関係者と調整
軸を大切に持っていてください。自身を企業に合わせて選んでもらうより、自身の軸に合った企業と出会えたほうがずっと素敵だと思います。自身の軸や、それに合った企業が分からない場合は、積極的にさまざまな企業の説明会に足を運んだり、先輩社員の話を聞きにいってみてください。社会は広く、さまざまなフィールドがあること、そして自分がそのどこで活躍したいかに気付くきっかけになると、私自身の経験からそう思います。