先輩社員の声 技術系
給油事業部
事業グループ
當舎 諒美
2014年度入社
最近ジム通いを開始。どこかの大会に出ることを目標に(できれば海外大会!)テレビを見ながらランニングに勤しむ。
現在の仕事について教えてください。
給油事業部は、航空機に供給する航空燃料の貯蔵や輸送に使われる「航空機給油施設」の計画や維持管理を担っています。私の主な仕事は、建設から40年以上経ち老朽化した既存設備の改修に加え、インバウンド増加・カーボンオフセットといった将来の需要を見据えた新規設備の整備なども検討し、必要な調査や設計、工事発注をすることです。航空燃料は千葉市にある港でタンカーからタンクへ移され、全長47kmのパイプラインを通って成田国際空港まで運ばれます。設備も多いため管掌範囲は広くなりますが、空港の運用に欠かせない燃料を安全かつ安定的に運べるよう、知識を深めながら日々の仕事を進めています。
入社前と入社後で感じた「ギャップ」を教えてください。
幼いころから空港が好きで、日常とは違う、特別な雰囲気があると思っていました。その思いは就職活動を行うときまで変わらず、私もそんな空港を作る一員になりたいと思ったのが入社を決めた理由です。入社して驚いたのは、管理している施設や設備が多く、機械系職種の業務の幅が広いため、一人ひとりが受け持つ案件が想像以上に多かったことです。(ターミナルや建物の空調・衛生・消火設備、航空機に乗るための搭乗設備、受託手荷物を運ぶ搬送設備、消防車の管理まで業務範囲です!)若いうちからさまざまな仕事を経験させてもらえると感じました。
仕事でのエピソードを教えてください。
航空燃料は危険物に該当するため、少しの漏洩やにじみも許されません。そのため、航空機給油施設は、厳重な管理体制の元で点検・メンテナンスされ、安全第一で運用されます。一定規模の地震が起これば、安全性が確認されるまで運用を停止します。台風など自然災害の影響で、航空燃料を送れない状況になったこともあります。それでも航空燃料なくして航空機が空を飛ぶことはできませんから、早急に安全を確認し、運用を再開できるように全力を尽くします。関係者とも協力して対処し、無事、再開まで至ったときにはいつもほっとします。ちなみに私は、給油事業部に所属してから、深夜の小さな地震でも目を覚ますようになりました。職業病ですかね。
休日の過ごし方
旅行をすることが多いです。学生の頃はあまり機会がなかったのですが、入社後は、年に1度は海外に行っています。会社の同期にも旅行好きが多いので、連れ立って出かけることもしばしば。空港という場所に勤務していることも一つの要因かもしれません。荷物を持って出社し、退社後、そのまま海外へ!
- 経営計画部
- 財務部
- 整備部
- 国土交通省
- 総務省
- 経済産業省
- 航空会社
- 石油元売り会社
- 設計・施工会社
- グループ会社
- 9:00
- 出社。1日のスケジュールとTODOリストの確認
- 10:00
- 給油施設の保全業務を行うグループ会社と、更新計画について打ち合わせ
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 関係官庁との打ち合わせのため移動。移動中に協議内容の確認
- 15:00
- 国土交通省・経済産業省・総務省と打ち合わせ
いろいろな業界に興味を持って、たくさんの会社をみてください。社会人になれば、簡単に他社へ訪問したり、施設を見学したりすることはできません。どの会社からも歓迎される時期は、人生でも就職活動中が唯一といっても過言ではないと思います。そこで得られた知識や経験が、社会人になってから役に立つこともあるかもしれません。