先輩社員の声 技術系

機械系給油事業部
四街道グループ

鈴木 康平

2022年度入社

鈴木 康平の写真

PROFILE

ワクワクする「空港」という場所に憧れがあり、NAAに入社。地元に帰省する際は必ず旅客ターミナルビルでお土産を購入する。

現在の仕事について教えてください。

給油事業部は、航空機に供給する航空燃料の貯蔵や輸送に使われる「航空機給油施設」の計画や維持管理を担っています。私の主な仕事は、建設から40年以上が経過して老朽化した既存設備の更新・改修に加え、将来の働き手不足を見据えた点検の効率化なども検討しながら必要な調査や設計、工事発注をすることです。航空燃料は千葉市にある港でタンカーからタンクへ移され、全長47kmのパイプラインを通って成田国際空港まで運ばれます。設備も多いため管掌範囲は広くなりますが、空港の運用に欠かせない燃料を安全かつ安定的に運べるよう、知識を深めながら日々の仕事を進めています。

入社前と入社後で感じた「ギャップ」を教えてください。

入社前は、技術職に対して淡々と工事発注・監督をするイメージを持っていましたが、実際には想像していた以上にコミュニケーションスキルや調整力が求められると感じています。365日稼働している空港で、運用を止めることなく工事を実施するためには、エアラインやテナントとの綿密な調整が必要になります。さらに、空港は特殊な場所であるため独自の法律も多く、自治体や消防などとの協議が必要なケースも多くあります。そうした関係者の方々に対して、どのように説明や依頼をすれば円滑に工事が実施できるかを常に考えながら仕事に取り組んでいます。

仕事でのエピソードを教えてください。

現在は入社3年目ですが、毎年仕事の内容が変わっています。1年目は空港の上下水道設備の維持管理と特殊車両の購入・整備、2年目は貨物施設などの建物付帯設備の維持管理、そして3年目の現在は給油施設・パイプラインの維持管理に携わっていて、同じ会社の中で何度も転職しているような感覚があります。覚えることが多く大変な面もありますが、NAAのジョブローテーション制度は、飽き性かついろいろな業務にチャレンジしたい私にピッタリだなと感じています。これまでは既に作られた設備を維持管理するような業務を多く経験してきたので、今後は全く新しい設備をゼロから計画していくような業務にも挑戦したいと考えています。

休日の過ごし方

普段はデスクワークが多いため、休日は同期とゴルフに行ったり、ジムで体を動かしたりしています。また、職場が空港ということもあり、飛行機で旅行に行くことも多くなりました。昨年は1週間連続で休暇を取得できる制度を利用して、シンガポール、フィリピン、ブルネイの3か国へ行きました。

業務に関わる主な人

  • 経営計画部
  • 財務部
  • 整備部
  • 国土交通省
  • 総務省
  • 経済産業省
  • 航空会社
  • 石油元売り会社
  • 設計・施工会社
  • グループ会社

1日のスケジュール

9:00
出社。1日のスケジュールとTODOリストの確認
10:00
給油施設の保全業務を行うグループ会社と、更新計画について打ち合わせ
12:00
昼食
13:00
関係官庁との打ち合わせのため移動。移動中に協議内容の確認
15:00
国土交通省・経済産業省・総務省と打ち合わせ

学生さんへのメッセージ

いろいろな企業の説明会や仕事体験に参加し、直接社員の方と話せるのは、就活生の特権であり、学生の今しかできないことです。この機会を利用して積極的に行動すれば、自分自身が大切にしている価値観とマッチする企業を必ず見つけられると思います。学生の皆様が「ここで働きたい!」と思える企業に巡り合えることを願っています。