先輩社員の声 技術系

電気系滑走路保全部
航空照明グループ

阿久津 育宏

2003年度入社

阿久津 育宏の写真

PROFILE

入社後は異なる部署を転々とし、16年目に初めて“ダブリ”を経験した。他空港も含め、空港の電気に携わる皆から一目置かれる人を目指して日々勉強中

現在の仕事について教えてください。

航空灯火は、航空機の離着陸、地上走行等を援助するための設備で、色や配置でパイロットに情報を与えるものです。現在、成田国際空港には約15,000灯の航空灯火が設置されており、私はこの航空灯火の運用・保守・更新工事等に関する業務を行っています。
航空灯火は航空法に基づき設置されており、夜間点灯するのはもちろんのこと、昼間でも天候が悪い場合には点灯する必要があります。このため、24時間365日、いつでも点灯できる状態を保たなければなりません。メンテナンスしていただいているグループ会社などの関係者とともに、航空灯火の運用に支障がないよう、日々の障害対応などに当たっています。

入社前と入社後で感じた「ギャップ」を教えてください。

就職活動の際、就職サイトで検索した結果、NAAという会社を知りました。成田国際空港(当時は新東京国際空港)自体、過去に一度利用しただけだったのですが、業務内容や空港の電気という特殊性に興味を惹かれ、エントリーしてみました。入社前は真面目で堅いイメージがありましたが、入社後は、良くも悪くも堅いと感じることはなく、気づけば入社17年目を迎えました。

仕事でのエピソードを教えてください。

NAAの電気職では、幅広い業務を経験できます。主に扱う施設としては電力施設、航空灯火施設、給油施設があり、業務内容も設計、工事発注、工事監督、メンテナンスなど、同じ社内でもさまざまです。また、当然、自分の担当範囲のみで仕事が完結することもありません。社内の別部署や、社外であれば国、航空会社、グループ会社、設計会社、工事会社の皆さんとの打ち合わせ・調整が非常に重要になるため、知識だけでなく人との繋がりも重要だと感じています。
身につけてきた幅広い経験・知識を活かしつつ、今でも施設が増え、新しくなっている成田国際空港で、電気職として役に立っていきたいと思います。

休日の過ごし方

独身の頃は毎週の土日はスポーツをしていました。今は基本的に、土曜の午前は子供の体操教室に付き添い、午後は子供と公園に行くか、電車に乗りに行くことが多いです。夜は家族と過ごすほか、友達や会社の後輩と飲みに行くことも。運動がしたいときは、朝のうちにジムに通っています。
家族や友人と、温泉やランニング系の大会を目当てに旅行するのも楽しみの一つです。もちろん成田空港を利用することもあります。ほぼ国内線ですが(笑)。

業務に関わる主な人

  • 総合安全推進部
  • 運用管理部
  • 整備部
  • 施設保全部
  • 国土交通省
  • 航空会社
  • グループ会社
    (メンテナンス、工事)
  • 工事受注会社

1日のスケジュール

9:00
出社。昨晩の航空灯火の運用状況の確認・報告、1日のスケジュール確認
9:15
メール確認、スケジュール確認
10:00
航空灯火の機器仕様に関する整備部との打と合わせ
12:00
昼食
13:00
工事完成検査(書類検査)
15:00
電源操作に関する手順書の確認
16:00
各担当とのグループミーティング

学生さんへのメッセージ

色々な業種の会社を見ることをおすすめします。会社のWebサイトを見たり、人から話を聞くのも重要ですが、自分で実際に見て、聞いて確かめるのが大切です。自分も実際に働き始めてから、色々な業種の人と出会い、「自分が就職活動をしている時にこの会社を見ていたら」と思うことがあります。特に電気関係の仕事は色々な業種で働く場があります。最初に勤めた会社で一生働くのも良いでしょうし、色々な会社で働き、自分を高めていくというキャリアプランもアリだと思います。焦らず時間をかけて、自分が本当にやりたいことを見つけてください。もちろん、NAAでやりたいことが見つかったらぜひ応募してください。お待ちしています。