先輩社員の声 事務系
エアライン営業部
エアライン営業グループ
榎本 美穂
2011年度入社
ベトナム・ハノイで2年間の駐在を体験し2019年に帰国。滞在中の経験を通じて、既成概念にとらわれず、新たな切り口で物事を見る習慣が身に付いた。
現在の仕事について教えてください。
成田国際空港への新規路線誘致に向けた、航空会社への営業活動を行っています。年に数回行われるWorld Routesといわれる国際会議、また各航空会社の本社訪問などを通じて、世界のさまざまな航空会社とミーティング。成田国際空港で新たな路線を開設していただけるよう、空港施設の魅力や利便性、路線のマーケット分析結果なども踏まえて提案を行っています。新規就航が実現したら、各関係先と連携して航空会社の受け入れに向けた調整を行うほか、路線PRのためのイベント・キャンペーンなどを企画・実施します。成田国際空港のネットワーク拡大に直接関われる、とてもやりがいのある仕事です。
入社前と入社後で感じた「ギャップ」を教えてください。
成田国際空港はそれ自体が一つの街のようなスケールを持っているので、NAAの業務も一つの会社とは思えないほど多岐にわたるだろうと予想していました。入社後もそのイメージは変わらなかったのですが、それどころか予想以上に部署ごとの業務内容が異なり、グループ会社や官公庁などへの出向機会もあって、異動のたびに大きなギャップを感じています。直近では日本政府観光局ハノイ事務所に出向する機会をいただき、約2年間ベトナムに駐在して、現地からの訪日インバウンド誘致に携わりました。入社前には想像もしていなかった業務経験を通じて、日々新たなことに挑戦し、成長を実感しています。
仕事でのエピソードを教えてください。
入社3年目に、現在所属しているエアライン営業部が新設され、その立ち上げに携わりました。こう言うと華々しく聞こえますが、実際は膨大かつ地道な調整の積み重ねです。航空会社向けの就航ガイドラインや路線PRのためのメニュー作成、就航に向けた調整に始まり、現場視察、社内の関係部署との協議などを繰り返し、一つひとつ課題を解決する。困難もありましたが、期待を持って成田空港に乗り入れてくださる航空会社のため、出来ることは惜しまず実行したいという一念でした。そうして初めて成田に到着する航空機を目にした瞬間は今でも忘れられません。社内外の多くの方の協力なくして実現出来ないことだったと、信頼と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
休日の過ごし方
最近まで赴任先であるベトナムで暮らしていたので、現地での休日をご紹介したいと思います。
月に1~2回はベトナム国内や東南アジア諸国を気ままに旅し、見たことのない景色やローカルグルメ、雑貨屋・カフェ巡りなどを楽しみました。現地生活にすっかり溶け込んでしまい、現地の人々との出会いを通じて、人生観を揺さぶられるような経験もたくさんしました。ときには年代や業種もさまざまな駐在仲間と飲みに行ったり、サークル活動やボランティアをしたり。ある意味、学生時代よりもアクティブに過ごしていた気がします。
- 旅客ターミナル部
- 運用管理部
- 保安警備部
- 広報部
- 航空会社
- グループ会社
- 制作会社
- 旅行会社
- 国土交通省
- 9:00
- 出社。メールチェック
- 9:30
- チームミーティング。案件の進捗報告、チーム内での情報共有
- 10:30
- 新規就航手続きや就航後のフォローについて、航空会社と打ち合わせ
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 打ち合わせに向けた資料確認・準備
- 14:00
- 航空会社と共同プロモーション実施に向けた打ち合わせ
- 15:00
- 出張に向けてプレゼン資料作成
- 17:00
- メール処理。翌日のスケジュール確認
就職活動は、多くの企業を見て、そこで働く社会人の先輩方の話を聞ける、今しかないチャンスです! 自分の本当にやりたいことや将来の選択肢を色々な角度から見つめ直すきっかけになるので、可能性を狭めず、多くの機会に足を運んで、納得がいくまで向き合っていただけたらと思います。